セルロイド 常温では弾性があり衝撃にも強く、加工性、着色性にも優れています。しかし紫外線に長期間さらすと黄変してしまいひび割れを起こします。また燃焼性も高く170℃〜190℃で発火します。これは、大きな欠点であり、最近ではセルロイド素材のプラスチックフレームは、少なくなりました。
アセテート 難燃性があり紫外線にもほとんど影響されませんが、セルロイドに比べると衝撃強度がやや劣ります。また吸水性が多く、長期間使用すると汗を含んで白く変色することがあります。最近のプラスチックフレームの主流となっています。
オプチル(エポキシ樹脂) セルロイド、アセテートに比べて軽くて強度もあり、アルコール等の薬品にも強い素材です。しかし、傷が付くと衝撃に弱くなるのが欠点です。
その他には、セルロース・プロピオネート、ポリ・フレックスなどがあります。 |