レンズの設計上、メガネレンズを出来るだけ薄く作るには、レンズカーブを低ベース化しなければいけません。低ベース化すると、レンズの周辺部で焦点のずれ(収差)が起こり、非常に使いづらいレンズになります。これを改善するのが非球面レンズです。 非球面レンズにすることによってレンズがより薄く軽く出来ます。 また、周辺部での像のゆがみがすくなくなり、自然な見え方に近づきます。
しかし問題もあります。従来の球面レンズに慣れている人が非球面レンズにかけかえると、まれですが多少の違和感を感じる場合があります。またレンズの周辺部では度数が弱く感じられこともあります。 |