実際に在宅医療ならびに在宅介護を受ける場合は、今後どのような医療を受けていくのかを患者さんとその家族および関係する医療機関・福祉機関でコンセンサス(合意)を得ておくほうが望ましいでしょう。実際には往診にあたる医師と患者さん・家族、および介護保険のサービスを利用している場合はケアマネージャーが相談し、その結果をケアマネージャーが関係各位に連絡することになっています。
ケアマネージャーは最低限でも月一回は患者さんのお宅を訪問し、現在のサービスが患者さん並びに家族の方にとって満足できるものかを確認する義務があります
要するに月いくらほどの負担で何をしてほしいかをはっきりさせておくことが必要です。
- 医師による治療のみを望む。
- 入浴させたり、身体を拭いたり、トイレの世話をしてほしい。
- リハビリをして日常生活で自立できるようにしてほしい。
- 買い物や掃除、洗濯など日常生活の世話をしてほしい。
- 介護者が忙しいときだけでも施設であずかってほしい。
- 日常の生活用品を支給してほしい。 などです