「論文」
自治体学会 論文資料/2000.09記
本文 ■ 行政参加と住民評価で人づくり ■ (資料) 【図1】 (従来) −−−−−−−−−−−−→最終の案 −(執行)−→完了 一部の住民参加で審議 (提案) open→住民評価 open→住民評価 open→住民評価 ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ −−−→中間の案 −−−→最終の案 −(執行)−→完了 −−→ 次の施策へ 行政参加 行政参加 行政参加 例えば、橋のデザイン。 従来は、橋のデザインを検討する審議会などに住民代表がプロセスの段階で参加すること で、住民参加が完結しており、決定された案について、住民の評価をフィードバックさせ るということが疎かにされてきた。今後は、案の作成自体は情報公開と説明責任を前提に 行政に任せることで、自治体職員が案づくりに知恵と工夫で主体的に取り組んでもらう。 住民参加は、プロセスではなく、中間案や最終案など、ポイントポイント毎の結果に対し て住民評価という形で実施する。 【図2】 ↑住民評価 素人的 ┃ 人づくり 住民参加 ┃ 自治体本来の姿 行政参加 ←━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━→ 形式的 ┃ ひとりよがり 減点主義 ┃ ↓行政評価 【図3】 ↑全体評価 ルーズ ┃ 人づくり 事前評価 形式的 ┃ 次につながる 事後評価 ←━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━→ 困難大 ┃ 場あたり的 コスト大 ┃ 減点主義 ↓個別評価 【参考HP】 住みたい富山研究所「富山35市町村格付け」 http://www.exe.ne.jp/~npp/ |