■夢創塾

平成14年7月20日 10:00〜15:00
参加者:子ども3人、大人7人

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谷口さんの企画で始まった「民間自然学校リレー土曜スクール」の第一回が20日にありました。
第1回目は朝日町蛭谷の長崎喜一さんがされている夢想塾でした。
当日はチラシが2日前についたばかりで宣伝も余りできなかったと言うことで、子供が3人大人7人の参加でしたが、のんびりゆったり、紙漉き、お花炭をしました。紙漉きの原料から、近くの南保小学校で栽培したミツマタやコウゾ、つなぎののりの減量のなんとかアオイ(名前をもう忘れた・・・・)も栽培してます。当日は、その工程はせず(1週間はかかるそうです)、繊維状にしたミツマタを水に溶かし、つなぎののり(なんとかアオイの根っこをつぶし、袋に入れて水の中で揉みだすととろとろののり状の物がでてきます。)を入れかきまわします。すいた紙の水気を飛ばす掃除機を使ったユニークな機械。かわかす台もすべて工夫された手製のもの。お花炭は、摘んで来た花や葉っぱなどをおがくずを敷いた缶の中に入れおがくずでサンドイッチにしたものを日ノ中にくべること約2時間。黒焦げになったおがくずの中から、真っ黒に炭化した花や葉っぱが・・・・・・いや〜、そのまんまで真っ黒になってるんですね〜。 びっくり!お昼は、小さいけど気持ちのいい小屋で、囲炉裏に掛けたお鍋で作った豆腐と若芽の味噌汁、おばちゃんたちの作ってきたナスの漬物や囲炉裏で焼いたナス、さばとくるみの押し寿司・・・・・ほんとにおいしかったですよ!囲炉裏を囲んでますが、窓から入るいい風に暑さも感じず、なんともリラックスしたなかで、食べながらのみんなの自己紹介。長崎さんの話は、紙漉きは子供のころから、普通の子供の仕事としてやってきたこと。だから、今でもやろうと思えばできる。だから、今のうちに少しでも子供達にその経験をさせてやれば、大人になっても思い出すことができる。のびのびとゆったりすごせる、やさしいお父さん、おじいちゃんのような長崎さんのところに、もう3回目と言う男の子もいるのも、うなづけます。すぐそばに、炭焼きのじいちゃんたちも何人かいて、羊やカモもいるほんとに「安らぎの郷」です。



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