富山県は、67%(日本の平均と同じ)が森林です。日本は世界でも有数な森林大国です。
人工林は下草刈り枝打ちなどの手入れと共に、
適当な時期に木の伐採をすることによって守られます。
ところが、日本の人工林は、海外からの安い輸入材の価格に影響され
林業経営が苦しく、手入れ伐採が進まない状況です。
さらに、第2次世界大戦後大量に植林された木が、伐採期を迎えようとしています。
このままにしておくと山が荒廃し、川そして、海の環境を守ることも出来なくなります。
近年、台風で大量の流木が富山の海岸に打ち上げられましたが、
手入れされていない人工林の影響もあると指摘されています。
そこで富山の木を活用することによって身近な環境を守ろうと
生活者(一般の方)・林業家・製材所・工務店・建築家で
2000年3月に正式発足したのが【とやまの木で家をつくる会】です。
山を守っていく活動として、山林の下草刈り・植樹、富山の木で
造った住まいの見学・勉強会などの活動、をしています。
林業家が大切に育てた地元の木を活用すれば、愛情に包まれた、長持ちする家を作れます。
自然の木は家族の健康を守ってくれます。
家をつくりたい方、家を直したい方、身近な森林に関心がある方、
ちょっと私達の会、覗いてみませんか?
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