身近な自然に愛着を。
まわりの人たち特に子供たちに自然の大切さをわかってもらいたいとき、
あなただったらどうしますか。
きっと科学的な知識を教えるより、いっしょに自然の中に入りこみ
手にとって感触を確かめたり、匂いを嗅いでみたり、また音や風を感じたりしませんか。
説明するより体で直接受けとった印象ほど確かなものはないと思います。
ネイチャーゲームはこうした直接体験を「自然への気づき」として
とっても大切にした環境教育プログラムです。
現在県内には2つのネイチャーゲームの地域の会があります。
指導員の資格を取得したメンバーが呉東に雷鳥ネイチャーゲームの会、
呉西に古志ネイチャーゲームの会を発足させました。
地域の方といっしょに季節の自然とふれあう活動をしています。
保育園や小学校からの指導依頼に応じて出向いていくことも多くありますが、
最近は子供たちだけでなく、成人の団体からの依頼も増えてきました。
1998年には合同で日本ネイチャーゲーム協会富山県連絡会(いわば支部組織)を
立ち上げましたが、地域の会をもっと活性化する必要があります。
主な事業は
(1)初級指導員養成講座
(2)秋の「全国一斉自然とふれあうネイチャーゲーム大会」
(3)指導員ステップアップセミナー
の3つです。
(1)は8月に国立立山少年自然の家で2泊3日かけて、
本で読むだけではわからない理念や指導方法を学びます。
(2)は毎年富山市のファミリーパークを会場にして開催しています。
2000年のテーマは「つくろう!共に生きる環境を」。
楽しいプログラムを準備し、たくさんの親子の参加でにぎわいました。
楽しみながら自然とふれあう、この分野での社会的ニーズはもっと高まることでしょう。
関心ある方々のご参加をお待ちしています。
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