2000年2月4日
第8回グリーンミーティング
「里山をたのしむ森づくりワークショップ、冬編」
昨年秋の「里山をたのしむ森づくりワークショップ、はじめの一歩」につづいて、
冬の里山に目を向けてみる。
氷見市西朴木の正木良雄宅および山林にて。
参加者数:24人
冬の森を歩いてみよう、簡単スモークを楽しもう!
「里山をたのしむ森づくりワークショップ、冬編」
プログラム詳細
9:30〜 受付と同時にスモーク仕込み。サケ、鶏肉、ソーセージ、厚揚げ、
参加者持参のチーズ、卵、りんごなど多彩。
ドラム缶を利用し、チップ(今回は桜の木塊)をのせた七輪の上にセット。
10:00〜 開会、アイスブレーク
石川ネーチャゲームの会の三輪拓也さんが担当。
正木邸の広い庭で、森にあるものを1つあげて、順に自己紹介のあと、
雪につけた足跡を当てあうゲーム(マントラック平地版?)。
10:30〜 冬の森を歩く
■冬の森歩きの道具紹介
富山県ナチュラリストの渋谷茂さん、
やまねこ環境共育事務所の河崎悦子さんも加わって、
かんじき、スノーシュー、クロスカントリースキーなどの紹介。
はき方、歩き方を習う。
■青空の下、自然観察
かんじきを履き、山林へ出発。タヌキ、ウサギの足跡、
みずみずしいウサギの糞も発見。
広場(夏は草地)でネイチャーゲーム。森、広場をキャンバスに
雪、枯れ枝、枯葉などを使って森のアートを楽しむ。
帰り道はかなりの坂道。かんじきの威力に感動。
雪の量に森のダムを実感。広葉樹ならもっと効果があるのに。
12:30〜 お昼の時間
お弁当と一緒に、朝仕込んだスモークをいただく。
正木さんの力作、2週間燻したサケや、
スパイスの効いたウインナ-、鶏肉が絶品!
13:30〜 森づくりプランを具体化しよう
当会の本田恭子がファシリテーター。
前回のグループリーダーから3つのプランの報告のあと、
■各プランの具体化へ。
「何を、何のために(目的)」を明らかにしながら、
詳細に話し合いを詰めていく。
Aグループは、道づくりを中心に森林設計
Bグループは、森を知り、楽しむプログラム開発
Cグループは、入山・利用の管理計画
をテーマに、話し合いをまとめる。
15:00〜 休憩のあと、
■実現への行動プラン、スケジュール化
「いつ、誰に対して、どんなふうに、予算は」を考え、
行動プランをつくっていこう。
A 元気な森を楽しむ道をつくろう
プラン1年目の春、初夏、秋、冬の整備計画と
お楽しみプランとの組み合わせが具体化した。
B 観察・体感の四季のプログラム
親しむこと、しなやかになることを目的に、
四季の観察体感プランと、通年のクリンソウ観察プランが提示された。
C 入山・利用の管理:事前に連絡。当日は正木邸に立寄り、ノートに記帳。
駐車の方法、火の管理、植物の管理、水みち・土地の管理、
ごみの始末、怪我対策などについて、詳細に提案された。
16:30 閉会
振り返りをしたあと、スモークの残りを残さず持ちかえり閉会。
これから5年計画でこれらのプランを実践していこう!
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