1998年10月18日

	第2回グリーンミーティング「秋の自然体験キャンプ」

	”いのちのつながり、みつけよう”のキャッチフレーズではじまった、
	平村杉尾わんぱく山「秋の自然体験キャンプ」は、
	五箇山平村の杉尾公民館(分校あと)をベースキャンプに、森と水辺の生態系に触れ、
	秋の自然とゆったり心を交わす一日の、はずだった。
	ところが前日、思いがけない台風の直撃。暴風は夜半に通りすぎたものの、
	川は濁流、ダム湖も危険とあって、楽しみにしていたカヌーは中止。
	しかし、元気な7家族22人とスタッフ12人でプログラムが開始された。
	「はじめまして」ゲームで盛り上がったあと、公民館付近で宝探しゲーム。
	昼食用の箸になる小枝も確保した。
	森へ出発する頃にはポツポツ雨が降りだしたが、
	カッパの上から雨に打たれる感触が新鮮だと実感。
	途中「目かくしイモムシ」をしながら聴覚や触覚、嗅覚で自然を感じてみる。
	お昼は、五箇山とうふ、地鶏、きのこなどの地元の素材で「平家鍋」。
	午後は拾い集めた落ち葉やどんぐり、つる草などで、
	アースアートやリースづくりを楽しんだあと、カヌーの代わりに「山芋掘り」に。
	思わぬ収穫にお父さんたちの顔がほころんだ。
	今回も、たくさんの自然の恵みをいただく一日となった。

目隠しのイモムシ行列。
ミステリーツアーみたいで
楽しいやら怖いやら。